分析をしましょう

まず開業にするにあたりご自身で何をお客様に提供できるかを検討していきます。

そしてご自身や一緒に立ち上げられる仲間の自己分析を行い、客観的にお客様の求めているものにこたえられるか、お客様に買って(来て)もらえるかを考えていきます。

●お店の強みは何でしょうか?

お店の強みは飲食業を始めるに当たってとても重要です。

なぜならそのたった一つの強みがあるだけで大きく成長している飲食店は無数に存在するからです。

本格的な料理修行をしてきたコックさんがいる、駅近の最高の立地を親から相続している、前職でマーケティングを勉強しているので広告戦略が圧倒的に強い、でも何でも良いです。

複数人で立ち上げられる場合はホワイトボードを用いた会議を行い、ブレインストーミングで全ての強みを自分たちで把握することから始まります。

また、ここで強みが全く出ない場合は飲食店を始めるべきではありません。

強みを作るために勉強をし、自分に自身を持てるものを提供できるように修行をしてくることも重要なアクションです。

看板料理や料理の方針などをこの時点で探っておくと良いでしょう。開業前にはメニューを決めますが、早めに代表となる1皿だけは念頭においていくとスムーズです。

 

●お店の弱みは何でしょうか?

お店の弱みとして一番に挙がりやすいのは、独立経験がない、資金がない、知名度がない、などです。

ただし、それらを認識した上で開業準備にすすむことはこれからの準備行動を加速させることが出来ます。

独立経験がない場合には「先輩を探す」「コンサルをつける」「本で勉強する」などがありますし、そもそも独立経験がある人はほんの一握りなので、開業しながら覚えて行くことの方が多くあります。

資金がない場合は「親から借りる」「友人から借りる」「サラ金から借りる」などがありますが、1番のオススメは「日本政策金融公庫から借りる」または「制度融資を利用して借りる」が良いでしょう。これら2つはいわゆる融資による資金調達にあたります。

お金を調達方法としては「投資」「融資」「補助金」「助成金」などがありますが、補助金や助成金は金額も少なく地域によっては募集をしていないために活用はほとんど見込めません。

投資の場合には投資金額の割合にもよりますが、オーナーがお金を払ってくれる代わりにお店をやっている人には最終決定権がありません。

飲食業を初めて開業する場合にはなるべく自分で調達した方が自分の思い通りに決定をすることができるので、融資という方法をとることが一番でしょう。

 

●まだまだ伸びる市場でしょうか?

10年前と10年先では食事周りの流行りは大きく変化しています。

メロンパン・タピオカ・ナタデココ・移動販売・ファーストフード・宅配・居酒屋・ボジョレーヌーボー

飲食業を始める場合には何を提供するお店なのか?、はとても重要です。

一斉を風靡したものでも市民権を得て今でもファン数を多いものもありますが、あなた自身がやりたいことと時代のニーズが乖離していないか客観的に判断することも重要です。

 

●競合はいるでしょうか?

競合相手の考え方の場合は大手と競ってはいけません。

大手の方が資金力や広告媒体数などで圧倒的な差があります。

出店場所を決めるにあたり、まずは下調べを必ずしておくことが必要です。

この場合は地理的要因も大きいですが、似たような規模のお店が並ぶ下町には同じような客層の人達が回遊するように順番にお店選びをしていきます。

わりと小さな商圏ではお客様の取り合いではなく、同じお客様が競合店にも行くことを前提に考えなければなりません。

特に飲食業ではお客様の囲い込みは難しく、いかに飽きさせずに足を運んでもらえるかを考えながらお店作りやメニュー決めを行うことが重要です。