ターゲットを決めましょう

●お客様を細分化してみましょう

ターゲットを決める場合にはお客様をいろいろな要素で区切って考えて行くとスムーズです。

幅広い人たちに来店してもらいたくても、実際には限られた客層の人しか十分に満足させることは出来ません。

どのような人がお客様になりうるのか、なってもらいたいのかを考えてみてください。

①地理的 駅近くの住んでいる、付近の住宅に住んでいる、国道沿いに来やすい
②人口統計的 男性か女性か、20代〜40代か、高齢者向けか、宗教に配慮するか、家族でも来やすいか
③心理的 落ち着いた雰囲気の静かなお店か、辛党向けか、甘党向けか、誰にもバレずに食事がしたいのか、にぎやかな雰囲気のお店か
④行動変数的 コストパフォーマンスが良いのか、何よりも美味しいものを追求するか、提供の速さを追求するか、毎日来ても飽きがこない味にするのか

なんとなくお客様の想像が出来てきたでしょうか。

実際にそのようなお客様をターゲットにした場合にそのお客様層で利益が上げられることが大事です。

想定の時点でもあまりにニッチなターゲットの場合には、最初は確実なターゲット層から顧客になって頂けるように修正しなければなりません。

 

●ターゲットとなるお客様層を決めましょう

次に本格的にターゲットを決めていきます。

ターゲットの決め方は3通りあります。

①ひとつは、顧客層を想定しながら、いろいろな人に来てもらえるように設定していくことです。これはいろいろな人に来てもらいやすいですが、細かいニーズに対応できず2回目の来店を目指す方法としては難しいものがあるかもしれません。

②または、それぞれの顧客層に向けて、その人たち向けのサービスやお店作りをすることです。20代女性向けにはこの料理、40代男性向けにはこの料理、などと相手に合わせた差別化したアプローチを設定する方法です。ただし、メニュー設定や異なる客層への広告などコストがかかってしまうため、開業当初には向いていないかもしれません。

 

③3つ目の方法ですが、あるお客様層に狙いを集中したターゲット設定があります。狙っているお客様層を外していなければその人たち向けの料理メニューやサービスを考えることができ、コストも少なく済む方法と言えます。

 

 

●ターゲットに対し何ができるか考えましょう

お客様からお金を頂くためには、そのお客様に喜んで頂かなくてはなりません。

そのお客様に対し同じような飲食サービスを展開しているお店はあるかもしれません。

しかし、その既存のお店と比べて自分のお店の方が優れている点やこれから学んでもっと高品質なものが提供できるかもしれません。

品質だけではなく、値段やお店の雰囲気、お客様に寄り添ったサービスを考え出せれば何が必要かが見えてくるでしょう。

ここまでで改めてお客様を喜ばすことが出来ていそうかを確認し、本当にニーズがあるか、他店との差別化が出来ているかを客観的に判断していきましょう。